The TASTER グレンマレイ2007 12年







業界屈指の愛好家が選ぶ、ザ・テイスターシリーズ。

今回入荷したウィスキーは、スコッチモルト販売さんの自社ブランドシリーズの

The TASTER シリーズの新商品! 

TheTASTER  GlenMoray  2007 12年です。

ウィスキー業界やバーテンダー業界の著名な方々や愛好家の方々の中からテイスターとしてお迎えして、数あるサンプルの中からテイスティングと選定を依頼。その中から選ばれし一樽をボトリングするのがこのシリーズのコンセプトです。一本一本がテイスター達の情熱や信条そしてこだわりを感じられます。今回のグレンマレイでシリーズ第13段目です。

そしてウイスキーの顔であるラベル・デザインも「ウイスキーの味に集中して欲しい」との思いから、「白と黒」だけのシンプルなデザインになっています。

 

 

 









 

 

 




ザ・テイスター グレンマレイ 2007

ザテイスターに新しく仲間入りするのは、グレンマレイの2007年〜2019年の12年物。

カスクタイプ:ホグスヘッド

Alc/vol. 52.1%

グレンマレイについて説明します。

グレンマレイはスペイサイド地方の中心地エルギンに蒸留所が在り、元々は1828年創設のビール醸造所だったのですが、1897年にグレンマレイ-グレンリベット社が改修し蒸留所が完成しました。実はビール醸造所の更にその前は絞首刑の処刑場だったそうです。

せっかく完成した蒸留所も数年後に世界恐慌の影響もあり、業界自体も大打撃を受けほかでは無いグレンマレイも1910年には生産を中止してしまうのです。

その10年後。のちのグレンモーレンジ社になる、マクドナルド&ミュアー社が買収し生産を増やしていましたが、2004年モエ・ヘネシー・ルイ ヴィトンに買収されますが売れる見込みが薄いと直ぐに売却。現在なカティーサークも傘下のフランスの飲料メーカーのラ・マルティニケーズ-バルディネが2008年から所有しています。

グレンモーレンジ時代に培った樽使いの技術が、現在年数違いのオフィシャル以外にワイン等の樽違いもあるなど生かされていて、バラエティー豊かに絶好調の蒸留所です!

今回テイスターのグレンマレイの蒸留年が2007年、モエ・ヘネシー・ルイヴィトン時代の最後の年の辺りと思われます。




吉村宗之氏








今回のテイスター 吉村宗之氏

1990年頃、スコッチウイスキーの魅力に開眼、次第に傾斜を深めていく。1998年、ウェブサイト「M’s Bar」を開設、書き溜めていたシングルモルトのテイスティングノートを公開。2005年、ウイスキー専門誌「THE Whisky World」の発足メンバーに。現在は、試飲のできるリカーショップ「M’s Tasting Room」の運営に携わり、ウイスキー関連のイベントでは講師やアドバイザーなども務める。著書に『うまいウイスキーの科学』(ソフトバンククリエイティブ)など。

現在、吉村氏はウィスキーのネットショップsaketryとコラボした板橋にある実店舗。M’s TastingRoom(https://ms-tasting.co.jpウィスキーアドバイザーをされています。saketryに載って無い商品もあるので、お店に行けば試飲しつつ直接吉村氏に色々来てチョイスして頂く事も出来ます。




それでは吉村氏のテイスティングコメントです。

香り:トップノートには新鮮なビワとシトラス。続いて麦芽シロップ、洋梨、シロップ漬けの白桃、バニラ、シナモンなどが現れる。果実感あふれる熟成香が心地よく、おもわず笑みがこぼれる。
味:まずパイナップルやキウイ、プラムなどが口中に広がる。アプリコットやタンニンなども感じられ、厚みのあるハーモニーを奏でる。フィニッシュにはレーズンとスパイシーなジンジャー。

私も飲んでみて、全体的に優しい穏やかな雰囲気が優しく包む様な甘さへと繋がる。刺激的なインパクトは無いが、心を穏やかにしてくれます。季節を選ばず、ふっとまた飲みたくなるそんな不思議な一本です。