嘉之助蒸溜所1周年祭

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また来ちゃいましたぁ~鹿児島!!

今回は2Daysなんです。
11月10日は嘉之助醸造所1周年祭
翌11日はマルス津貫蒸溜所2周年祭

初日は嘉之介蒸溜所です。

嘉之助蒸溜所は鹿児島県日置市の吹上浜沿いに2018年5月にオープン
創業明治16年、135年の焼酎醸造の歴史を持つ小正醸造さんです。

実は、長期貯蔵して作る熟成焼酎の『メローコヅル』という商品があります。
こちらは日本で最初にオーク樽で熟成された長期貯蔵焼酎なんですが

2014年に香港で開催された香港IWSCにて
『メローコヅル エクセレンス』が焼酎部門で
最高賞&金賞を受賞

さらに

『メローコヅル 磨』が、イギリスで開催された
世界的酒類コンペティション「ISC2016」でも金賞を受賞


 

焼酎で素晴らしい受賞歴を持つのがこの小正酒造、嘉之助蒸溜所です。

この『メローコヅル』は2代目の小正嘉之助が生み出しましたが
先代の名にあやかり、焼酎造りのスキルを活かし新たな
ジャパニーズウイスキーを世に造り出していくのが嘉之助蒸溜所なんです!

 

初めて伺った蒸溜所なんですが・・・オシャレ!!!!

このオシャレ感は良いですよ。

 

非常に良い秋晴れのなか、小正芳嗣社長の挨拶でスタート

 



 

僕はバグパイプ吹いたんですが、社長の考えたシュチュエーションもオシャレ!

蒸溜所は海岸に面してします。
敷地内から海岸の上の丘に移動が出来ます。

 



 

ここを登りきると

 





 

どうですか!この環境!!!!

ウイスキー好きにはたまらない環境だと思うんです。
蒸溜所や貯蔵庫は丘にあるので
海抜が低く海風がもっと直接あたるところに貯蔵庫・・・

作ってください!社長!!

 

で、この丘から蒸溜所まで吹いて登場するわけです。





 

どうですか!? オシャレですよね!!!!

 



 

嘉之助蒸留所の特徴は、やはり3基あるポットスチルです。
この規模で3基というのは非常に珍しいです。

なぜ3基あるのかも、これからのウイスキー作りを考えたものです。

基本的に2回蒸溜です。

・左 容量6,000L ラインアームは水平
・中 容量3,000L ラインアームは下向(角度は80°)→ヘビー
・右 容量1,600L(3つの中で最小)ランタン型 ラインアームは上向(角度は100°)→ライト

 

3基のスチルだけでも、これだけの差があります!

左側のスチルは初溜専用、右側のスチルは再溜専用で、
中央のスチルはどちらにも使用できる。万能スチルです。

この3基を使い分けると3種の組み合わせになります。
そして異なる3種のスピリッツを組み合わせるのも嘉之助蒸溜所の特徴。

 



 

ちょっと順番が逆になっちゃいましたが(笑)

おもしろいなぁ~!やっぱり焼酎から始まったのかなぁ~!
って思う光景がありました。

 



 

ポットスチルのすぐ横には発酵タンクがある場所なんですが
これがまた面白い!

秩父の写真を見てほしいんですが手前の木桶のようなものが
秩父の発酵タンクです。

 



 

床からドーンと上に伸びてますよね。
常用を確認するために梯子をかけて発酵常用を見ます。

 

しかし、勘之助蒸溜所では蓋が床と同じ高さで並んでいます。
これってアレを思い出しませんか?

そうです!!!
焼酎を熟成中の甕壷なんです。(下の写真を参考にしてください)

 

引用:伝兵衛蔵だより#05
伝兵衛蔵だより#05

 

こういう部分にも焼酎のDNAが交わっているんだなと思います!

 

で、この日に販売されたのがコレ。

 

カノスケ ニューボーン
『KANOSUKE NEW BORN』58%

 



 

カノスケ ニューボーンの特徴

2018年2月に蒸溜したウイスキー原酒を樽詰めしてできたシングルモルトニューボーンです。
原料にはイギリス産ノンピート麦芽を使用。ディスティラリー酵母で発酵させた後、初留釜で蒸留、その後、嘉之助蒸溜所が所有している構造の違う2基の再留釜のうち、ボディのある酒質を造ることができる構造の再留釜で蒸留を行いました。その原酒を樽熟成米焼酎「メローコヅル」が貯蔵されていたアメリカンホワイトオークの樽をリチャーした樽に樽詰、潮風が香る嘉之助蒸溜所の貯蔵庫にて8ヶ月間貯蔵後、カスクストレングスでボトリングし、甘く華やかなニューボーンに仕上げました。

TASTING NOTE

COLOR(色):とろみのある鼈甲色
NOSE(香り):ほのかなメープルの甘い香りと焦がしたオークの香ばしさ
TASTE(含み):若々しさを感じさせる口当たりの後に、モルトの甘みと青リンゴのような爽やかさ
FINISH(余韻):下に残るシナモンのようなスパイシーさ

引用:嘉之助蒸溜所ホームページ

 

200mlの小さなボトルですが1本購入をしてきました。
多くの方の提供できなく申し訳ございませんが、後ほど提供をします!

 

周年後にみんなで撮影

 



 

なぜか・・・センター陣取り(笑)

 

今回は小正社長からお声をかけて頂き参加をさせて頂きました。

こういいう時に不思議と『縁』を感じられずにはいられません。

ここ、嘉之助蒸溜所はまだ新しい蒸溜所です。
行きたい方もたくさんいるだろうし
都内からだとなかなか行けないという現状もあります。

そのなか、このような記念すべき日に伺うことができて
蒸溜所に関係する方々と直接お話ができて
さらには、その土地の方々ともいろんな話をすることが出来ます!!

昨年、津貫の1周年祭の時に知り合ったおじいいちゃん
ピザをごちそうになりました。どうもありがとうございました!
おばあちゃん、ご夫妻の方や、ウイスキーファン
東京と鹿児島という距離はあれど
1年の歳月が過ぎても覚えていてくれて
変わりなく話をすることができる環境を頂けたことが
こういう時に何よりの宝だなと強く思います。

 

最後になりますが
小正社長、蒸溜所の皆様、
1周年本当におめでとうございます!!

日置市の皆様、おめでとうございます!!

これからも宜しくお願いします。

 


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