2011年12月19日
「ザ・ロイヤル スコッツマン」をオープンしました。
大切なことは神楽坂に根付き、地域のお店になること。
僕は16歳からフランス料理一筋で24歳でフランスに行きました。
運よく一流のビストロで仕事をすることが出来ました。
毎日、毎日、厳しくも楽しい日々を過ごしました。
そんな時間が3年間過ぎました。そんなある日・・・
旅行先でバグパイプを演奏する団体を見ました!!
僕の頭の中は「バグパイプ」一色になってしまい、仕事が手につかなくなりました。
思い切ってシェフに相談をし、ビストロを辞めました。
バグパイプと過ごす毎日が始まりました。
毎日、毎日、郊外に行ったり、先生と一緒に練習し
パブに連れて行ってもらっていました。
パブでは「バグパイプを吹く日本人」と快く迎え入れてもらいました。
そこには何の垣根もなく、温かな空間がありました。
「あぁ~こんなパブを自分でも一番好きな神楽坂でやりたい!!」
そんな想いで帰国し、まだ経験のないパブで仕事を始め
バグパイプを活かし、ビアフェス、ウイスキーフェスで関係者の方々と交流を深めました。
その想いを形にしたものがロイヤルスコッツマンです。
近隣で生活をしている住人の方々の迷惑にならないように店内だけでなく店外も禁煙です。
神楽坂のある新宿区は路上喫煙禁止地域に指定をされていますので厳しく対応をさせて頂きます。
他店のパブのように自由度が少ないかとは思いますが宜しくお願いします。
国内で行われたウイスキーフェスティバルで初めてブリュードッグの「パラドックス」を飲み
あまりにもの美味しさに衝撃を受け虜になりました。
その時に「ブリュードッグを知ってもらおう!」と決めました。
お陰様でオープンの2011年12月以来
「パンクIPA」販売樽数連続日本No.1」です!
※スコッツマンに来店したブリュードッグ創立者のジェームズ・ワット氏
「何処で飲むよりも最高のパンクIPA、香り高いパンクIPA」
その想いで提供をさせて頂いています。
美味しいビールの為の条件はいくつもありますが
「樽の管理」 が第一に上げられます。
欧米のビア樽は日本のカウンター式冷蔵庫では入らず冷蔵は不可能なので、
国内冷蔵庫メーカー様に相談をし
オリジナルの特注ビアシステム冷蔵庫を製作して頂きビールを提供しています。
樽を冷蔵庫の中で管理する「空冷式」を採用しています。
一般的な居酒屋ですと、ビア樽は常温に置かれ
瞬冷サーバーという機械通し瞬間でビールを冷やし提供をする「瞬冷式」を採用しています。
この瞬冷式ですと樽が常温に置かれているので
「鮮度が命の生ビール」自体に負荷がかかり品質が悪化します。
更に瞬冷サーバーでは冷え過ぎてしまい香りが落ちます。
その結果、本来のビールを味わうことは不可能になります。
当店のシステムは、ビールの種類ごとにガス圧を調整し、
それぞれが最良のガス圧での提供が可能です。
本当に美味しいビールを味わって下さい!!